2025年度よりビル用マルチエアコン(新設用)は指定製品化に伴い、地球温暖化係数(GWP)が低い冷媒R32を利用します。R32は微燃性があるため、正しく取り扱うガイドライン(GL-20、GL-16)が設けられており、空調機の設置状況によっては、安全対策設備の設置が必要になります。詳しくは、R32安全対策装置点検について を参照ください
1-3. R32安全対策装置機器の登録
セット品まとめ登録、またはシンプル登録画面からの機器登録時に、安全装置点検対象 にチェックをいれることで安全対策要否の登録ができます。
※ ビル用マルチエアコン・冷媒「R32」の場合は自動的にチェックが入ります。
点検対象となる安全装置を選択していただくと、点検時期にアラートでお知らせし、点検した結果の登録が可能になります。

<登録手順>

1.機器の情報を入力します。
入力項目については、下記を参照してください。
セット品まとめ登録:【3】1-1 総称名(セット名)を利用しての機器登録
シンプル登録 :【3】1-2 シンプル登録(銘版・QRでの登録)

2.1で入力した機器情報が自動で反映されます。
3.初回点検日を入力してください。
デフォルトは登録日から1年後が自動設定されます。任意の点検日へも変更可能です。
4.センサー交換日を入力してください。
デフォルトは設置年月日から5年後が自動設定されます。
※設置年月日が不明の場合は登録日から5年後が設定されます。
任意の交換日へも変更可能です。
5.該当する安全装置種別にチェックを入れてください。
※1 安全対策は、系統内に封入された冷媒がすべて居室に漏れ出しても燃焼する濃度(冷媒漏洩時最大濃度)に
達していないかを計算し、この計算をもとに設置の可否や、安全対策が必要かどうかを判断していきます。
「冷媒漏洩時最大濃度を入力」をクリックで、冷媒漏洩時最大濃度の入力欄が表示しますので入力ください
安全対策について詳しくは、ビル用マルチエアコンのR32安全対策 を参照ください。
安全装置点検とセンサー交換の時期が近づくとそれぞれメールでお知らせします。
※Dfctでは2025年7月から安全装置点検結果の登録が可能となります。